48時間の契約時間の浮気調査でできる事の詳細
こんにちは。管理人のエスポワールです。今回は48時間の契約時間の浮気調査をテーマにまとめたいと思います。
まず、最初に結論を申し上げます。
48時間の契約時間の調査でやれることは2つあります。1つ目は24時間の調査を2回実施すること。2つ目は調査対象者がいつ浮気相手と会うか分からない場合の行動調査です。
48時間の調査に関してはこちらにまとめてあります。
今回は調査対象者がいつ浮気相手会っているのか分からない場合の行動調査をまとめます。つまり、「調査対象者の行動パターンが事前に読めない状態からスタートする」調査です。48時間の浮気調査は契約時間としては雇われの探偵だったころに最も多く経験した契約時間です。おそらく、最も多い契約時間だと思われます。
そして、48時間の契約時間の調査の大きな特徴は「自宅の前で8時間張り込みをしたが調査対象者が現れなかった」とか「10時間勤務先の前で張り込みをしたが調査対象者を補足できなかった」とか「1日中尾行を続けたが結局浮気相手と会う事がなかった」のような調査の空振りが多い事も特徴の一つです。
ですから、48時間の調査は「調査対象者の行動パターンが読めない」「調査対象者がどのくらいの頻度で浮気相手と会っているのか分からない」という前提で調査現場に入る為、結果的に契約した時間が無駄に消化してしまう場合も多く、結果が容易に出る場合、出ない場合の差が大きい契約時間です。
調査を成功させるための具体的な準備や条件を下記にまとめます。
- 調査対象者の行動パターンがある程度わかるまで調査をしない。
- 依頼者自身が外泊して調査対象者を泳がせる。
- 調査対象者が車両を普段使わなくても事前にGPS機材を仕掛ける。
- 契約時間の延長の可能性を考慮しておく。
48時間の契約時間の浮気調査を成功させるための準備と条件
調査対象者の行動パターンがある程度わかるまで調査をしない。
調査対象者がいつ浮気をするのか分からないのであれば、怪しいと感じるタイミングまで調査をしないという事は最もクレバーな選択肢です。本来、探偵事務所と調査の契約をしたといっても、すぐに調査を開始しなければいけないということはありません。
調査開始のタイミングのGOサインを出すのは依頼者です。調査開始のGOサインを出す場合は、なぜ調査をするタイミングだと判断したかを探偵事務所に伝えてください。内容次第によっては調査の成功確率がそれだけで高くなります。
依頼者自身が外泊して調査対象者を泳がせる。
こちらは、依頼者自身が外泊をするという作戦です。つまり、調査対象者に対してあえて自由な時間を与えることにより、その期間に調査員が行動調査を実施します。自由な時間を与えた時、それを「浮気相手と会う時間」に費やすか「一人の時間を満喫する時間」に費やすかを調査するのです。
仮に何もなかった場合、それ以降は調査を中止する選択肢も考慮すべきです。一人の時間を与えても浮気相手と会わないのであれば、相当なタイミングがなければ浮気相手と会うことはありません。
調査対象者が車両を普段使わなくても事前にGPS機材を仕掛ける。
普段車両で移動する事がなくても車両にGPS機材を仕掛けることは行動パターンの把握において重要です。ポイントは、仮に車両が動いたとしてもすぐに調査を開始するようなことをしないで、どこに行くかしばらく様子を見ることです。単なる買い物なのか、車両位置が店舗の駐車場ではないところに駐車しているのかを位置情報から推測します。
店舗の駐車場ではないところに複数回駐車している場合は調査を始めます。もちろん、怪しいポイントに車両が停車しているだけでは浮気の証拠にはなりませんし、浮気をしていたとしても相手との2ショット等が撮影できなければ意味がありません。
契約時間の延長の可能性を考慮しておく。
事前の情報が少ない調査に関しては、調査対象者の情報を集めていくプロセスに多くの時間を費やします。しかも、時間を費やした分だけ相手の情報が多く得られるわけでもなく、浮気相手と会う条件が整うというわけでもありません。しかも、調査をしても「何もなかった」で終わってしまうことも多く、契約時間の消費が早いです。
ですから、浮気相手の存在自体が明確になったけれども、契約時間が無くなってしまう場合も非常に多く、結果として延長契約をして確実に不貞の現場を押さえることも多いです。
つまり、「調査対象者の行動パターンが読めない」調査をする場合、成功と失敗の鍵を握るのは調査対象者が動くかどうか、「運」の要素が大きく、探偵の調査力はあまり結果に影響しないということなのです。
48時間の浮気調査は調査費用が100-150万円
最後に調査費用をある程度明確にしたいと思います。48時間の浮気調査はおよそ100-150万円です。ただ、前述のとおり、調査の状況次第で延長の可能性がある為、ある程度の予備費用が必要です。そして、延長する場合は時間単価が割引となる可能性がある為、延長費用の詳細を事前に探偵事務所の担当者と確認する必要があります。
また、ここからが一番大事なポイントで、24時間の浮気調査と同様なのですが、延長すべきかどうかはあまり担当者と相談しないことをお勧めします。理由は担当者のアドバイスは契約金額を積み上げることによるインセンティブの魅力の方が依頼者にとって適切なアドバイスをするという職業的責任よりもはるかに大きい為、正直に「延長すべきではない」とアドバイスをする担当者がいないからです。
48時間以上の契約は特別の目的がない限り必要ない
ただ、「調査対象者の行動パターンが読めない」からといって、最初から100時間や120時間の契約をするべきではありません。その理由は、調査費用が高額になってしまうからではなく、「調査対象者の行動パターンが読めない」時ほどその結果が「運」に左右されてしまい、たとえ結果が出ても出なくても、不確実性の高い調査、収穫の少ない調査をダラダラ続けてしまい、調査対象者を警戒させてしまう場合が多いからです。
48時間以上の契約時間が必要な場合の契約は、「調査対象者が2泊3日で浮気相手と海外へ旅行するのでその様子を72時間調査する」といった場合のように、調査期間が最初と最後がある程度明確な場合です。