契約時間24時間の浮気調査の費用と何ができるか

24時間の契約時間の浮気調査でできる事の詳細

こんにちは。管理人のエスポワールです。今回は24時間の契約時間の浮気調査をテーマにまとめたいと思います。

まず、最初に結論を申し上げます。

24時間の契約時間の調査でやれることは2つあります。1つ目は8時間と16時間の調査をそれぞれ1回づつ実施すること。2つ目は外泊を伴う行動調査です。

8時間と16時間の調査に関してはこちらにまとめてあります。

今回は外泊を伴う行動調査をまとめます。つまり、「どこで、だれと外泊しているのか」という調査です。24時間の浮気調査は契約時間としては割と平均的です。もちろん、不貞行為の証拠の撮影は可能です。

しかし、調査時間に「泊り」を想定する場合、16時間の浮気調査と比較した場合に、仕上がってくる報告書のボリュームがあまり変わりません。理由は、泊りの場合ホテルや浮気相手宅の出入り口付近での張り込みがおよそ8-10時間程度になる為、契約時間の半分以上が「ただ出入口をひたすら監視していました」という報告書になるからです。もっとも、明け方まで「どこかで誰かと一緒にいた」というのは浮気調査の本質そのものですから、もちろんそのこと自体は悪くはありません。

また、泊りが絡む24時間の契約時間は調査員を拘束する契約時間の消費が速いことも特徴の一つです。そして、外泊はしているけれど、その間に調査時間が無くなっては意味がないので、契約者は時間の追加契約の可能性も考えなければなりません。

ですから、24時間の外泊を前提とした契約時間は「浮気相手と外泊することがある程度わかっていることが条件で成り立つ契約時間」であり、状況次第では延長契約の可能性も常に考えなければならない為、少し難しい契約時間だと思います。

調査を成功させるための具体的な準備や条件を下記にまとめます。

  • 調査対象者が外泊する。
  • 調査対象者が浮気相手と会うことがほぼ間違いない。
  • 調査対象者が車両で移動している場合、事前にGPS機材を仕掛けることができる。
  • 浮気相手の車両に乗車して移動する可能性が低い。
  • 契約時間の延長の可能性を考慮しておく。

24時間の契約時間の浮気調査を成功させるための準備と条件

調査対象者が外泊する。

「異性と外泊する=不貞行為の証拠」となるので、異性と外泊する様子が撮影できれば調査はその時点で成功です。「泊まり」を前提とする調査は「調査対象者が浮気対手と会う可能性が極めて高い」という条件が整ったうえでの調査ですから、「調査したけど何もなかった」のように、調査が空振りに終わるリスクが非常に低いことが特徴です。

つまり、「浮気相手との2ショット」+「浮気相手との外泊」を撮影することが調査の肝となります。

調査対象者が浮気相手と会うことがほぼ間違いない。

浮気相手と会うことを事前に把握することの重要性は24時間の契約時間に限りません。ただ、外泊することが前提の調査ですから、現場に出た調査員も夕方近くまで「尾行していればそのうち浮気相手も現れるだろう」くらいの軽い認識で調査しています。

しかし、午前中に家を出てから夜まで浮気相手と会わないということも割と多く、一人の時間を満喫する様子をひたすら撮影する時間の方が結果的に長くなることもあります。

具体的には「24時間の契約時間なのに、半分以上は浮気相手と会わない調査対象者をひたすら尾行と張り込みに費やし、12時間以上経過して浮気相手と会うとすぐにホテルにチェックイン。あとはひたすらホテルの出入り口を撮影するだけ」のような調査もあります。

調査対象者が車両で移動している場合、事前にGPS機材を仕掛けることができる。

調査対象者の車両に事前にGPS機材を仕掛けることができるという条件の重要性も24時間の契約時間に限りません。また、GPS機材が付いている車両で移動していても浮気相手と一緒にいないことが状況的に明らかであれば、遠目から位置情報を追っていくだけのように、「リスクを最小限に抑えた緩い調査」をすることも可能です。

浮気相手の車両に乗車して移動する可能性が低い。

調査対象者が浮気相手の車両に乗車してしまう場合、GPS機材なしでの追尾となる為に追尾の難易度が高くなります。もちろん、調査を依頼する段階では浮気相手の車両に乗車するかどうかなどは分からないので、あまり心配し過ぎても仕方がありません。

特に「調査現場が地方都市で浮気相手が男性」の場合、調査対象者がGPS機材が付いていない男性の車両で移動することが多く、調査の難易度が極端に高くなります。

契約時間の延長の可能性を考慮しておく。

泊まりの調査において考慮しておかなければならない重要なポイントが「調査の延長」です。

つまり、調査対象者が一度ホテルにチェックインしてしまうと、チェックアウトぎりぎりまでホテルから出てこないことが多く、調査の成り行き上、結果的に24時間を延長してしまうことが多いのです。

また、チェックアウトの時間をある程度予測できるホテルでの宿泊ならばよいのですが、浮気相手宅での宿泊の場合、いつ出てくるかが分からないことが多く、調査時間の延長の可能性がさらに高くなります。

「延長の是非」に関しては、不貞行為の証拠が撮影できるのであれば延長すべきだとは思います。しかし、非常にレアケースですが「大型ホテルへ単独でチェックインした場合」は非常に悩ましいです。

理由は調査をやめてしまうとチェックインは一人でも、チェックアウトが二人である可能性を排除してしまうことになってしまい、日中から追い続けた調査が無駄になってしまうからです。

また、仮に調査対象者が男性で、大型ホテルではなくラブホテルにチェックインした場合、不貞行為に十分相当するので延長すべきだとは思いますが、「単にデリヘルを呼んだだけ」のような可能性も高く、その場合はデリヘル嬢に対して慰謝料請求が不可能なだけでなく、チェックアウトも二人で出てこない場合があります。

24時間泊まり一発勝負の調査の難しさはここにあります。

24時間の浮気調査は調査費用が60-85万円

最後に調査費用をある程度明確にしたいと思います。24時間の浮気調査はおよそ60-85万円です。ただ、前述のとおり、調査の状況次第で延長の可能性がある為、ある程度の予備費用が必要です。

そして、延長する場合は時間単価が割引となる可能性がある為、延長費用の詳細を事前に探偵事務所の担当者と確認する必要があります。

しかし、ここからが一番大事なポイントなのですが、延長すべきかどうかはあまり担当者と相談しないことをお勧めします。

理由は担当者のアドバイスは契約金額を積み上げることによるインセンティブの魅力の方が依頼者にとって適切なアドバイスをするという職業的責任よりもはるかに大きい為、正直に「延長すべきではない」とアドバイスをする担当者がいないからです。

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