霊波之光本部訪問記ー寄付金の入金は専用の入金機の利用が便利ー

霊波之光を知ったきっかけ

こんにちは。管理人のエスポワールです。今回は宗教団体の霊波の光を紹介します。

地方都市に住んでいた10年ほど前、普段は車が渋滞しない通勤ルートで、なぜか車が渋滞していて不思議に思ったことがありました。どうやら原因は事故などではなく、30-40台程の大型観光バスが行列を作っているためで、その列の先に宗教団体の施設があり、その施設が霊波之光の支部でした。

当時、その建物は車の通勤ルート上にあったので、更地から建物が出来上がっていくまでの過程を毎日見ていました。敷地も広くて立派な建物ができそうだったので、最初は大きな体育館や工場のようなものを想像していました。

しばらくたってから「温かい心はあいさつから」という非常に大きな看板が建てられ、調べてみると霊波之光という宗教施設だと分かりました。それまで霊波之光という宗教団体を知りませんでした。建物ができた当初は人が出入りしている様子は全く感じられず、しばらくたってから白装束を着た信者の方が数人で敷地を清掃している様子を伺うことができました。

新興宗教特有の「つぼを買わされた」「強引に勧誘された」のような変なうわさは聞きませんでした。

後日調べてみると渋滞したその日はどうやら霊波之光の教祖の誕生日だったらしく、それらを祝うべくイベントを開催していたようでした。おそらく地元だけでは多くの人員を動員できないので、遠方から信者を観光バスで乗せてきたのだろうと思いました。

観光バスの大渋滞を見た時、初めて宗教の力の大きさを感じました。入信する気は全くありませんでしたが、いつか内部を覗いてみたいと思いました。

霊波之光本部へ行く

時が経ち、先日、霊波之光の本部へ行ってきました。と言っても、別に入信したわけでもなく普段から一般開放されている本部へ行っただけなので、大げさなことではありません。もちろん、信者の方との同伴や紹介なども不要でした。

霊波之光の本部は千葉県野田市にあります。新興宗教の本部というと無駄に大きく派手な建物が多いイメージですが、こちらの建物も例外ではありませんでした。ただ、このように門札は重厚感を感じるものの、非常に地味でした。

参門と呼ばれる正面門の向こうに見えるのが、救いの城「天使閣」です。霊波之光の看板やポスターに見られるお城の形をした建物で、高知城がモデルとなっているようです。「RHK」とは「霊波之光教会(Reiha no Hikari Kyoukai)」の略称です。

こちらが以前撮影した高知城の写真です。確かに似ているかもしれません。施設内を歩いていると、ここでは皆挨拶をすることが教義である故、私のような部外者に対してでも「こんにちは」と気持ちよく挨拶されます。私のような一般人は軽く会釈する程度ですが、このような振る舞いにより私が外部の人間であることが識別されてしまいます。

敷地内で見つけた掲示物です。現在は二代目が団体の代表のようです。「二代様」という聞きなれない単語が霊波之光の関連記事では散見されます。

こちらが礼拝堂です。天使閣とは異なり洋風の建物です。建物内部は初代代表が地球を模した球体の上に立つ、高さが15-20m程の銅像(御神像)があります。銅像の大きさともかく、代表が地球の上に乗っているような銅像の構図に違和感を感じます。「人類の救世主」であるという演出がストレート過ぎるからです。

こちらは教団施設の建設協力金(寄付金)の入金機です。どのくらいのお金が入金されるのか想像できません。

当然普通のATMもあります。引き落とした現金の一部が建設協力金になると思われます。

敷地内RHKプラザ館の地下に食堂もあります。日本最初のハンバーグチェーン店のドムドムハンバーガーも入っていました。地下といっても結構深くまで階段を下りるような構造です。

総本部と最寄駅の運河駅の間に橋が架かる

総本部からの帰り道、江戸川と利根川を結ぶ運河に架かる橋を渡り、東武鉄道野田線運河駅へ向かいます。

どうやら、この橋は霊波之光が架けた橋のようです。この橋は総本部へ向かう信者にとっても、最寄りの東京理科大学の学生にとっても大変便利な橋です。東京理科大学では新入生に霊波之光にはあまり近づかないようにと指導しているようですが、学生や職員の方も橋の存在は非常に便利ではないかと思います。

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