千鳥ケ淵戦没者墓苑・靖国神社訪問記ー終戦記念日に行くー

千鳥ケ淵戦没者墓苑は戦争で亡くなった方のお墓

こんにちは。管理人のエスポワールです。今回は千鳥ケ淵戦没者墓苑を紹介します。

千鳥ケ淵戦没者墓苑  は大東亜戦争の戦没者のうち、引き渡すことができなかった遺骨を安置している共同墓地です。 墓苑は皇居の外苑、靖国神社の近くにあります。混同しやすいのですが、靖国神社を戦没者を「英霊」や「神様」として祭る場所とするならば、千鳥ケ淵戦没者墓苑はお墓としての位置づけになります。

終戦記念日に行く

現場を訪れたのはちょうど8月15日。終戦記念日でした。靖国通りを小川町・神保町方面から九段下、靖国神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑のルートで歩いていきます 。

こちらは神保町交差点。日の丸を掲げる団体と警察・警備関係の車両がすでに目立っています。今のところ大きな混乱はないようです。

こちらは九段下駅周辺の様子。九段下交差点付近から渋滞になりました。日の丸を掲げた愛国者団体だけでなく、中国政府に対する抗議活動をしている団体もいます。

8月15日に靖国神社に来るような人であれば、中国政府に対する抗議行動にも関心をもってくれるのだろうという狙いがあるかもしれません。

けれど、抗議のビラを受け取る人はほとんどいませんでした。この日はキリスト教の団体やイスラム教徒の方々なども神社に参拝に来ていました。少し不思議な光景です。

靖国神社参拝に対して猛烈に反対するような人はここにはいない

こちらが靖国神社の大鳥居です。

こちらの鳥居奥が本殿になります。日本人以外、欧米人だけでなく、中国人・韓国人が目立ちます。

彼らは靖国神社のことを猛烈に嫌っているイメージがあるのですが、どのような気持ちで参拝しているのか非常に気になります。

続いて千鳥ケ淵戦没者墓苑へ

こちらは千鳥ケ淵戦没者墓苑へ向かう途中、歩道橋から撮影した写真。遠くにスカイツリーが見えます。

こちらが千鳥ケ淵戦没者墓苑の正面口です。靖国神社と比較して人が多くありません。また、普通の日に行くとほとんど誰もいません。

靖国神社の休憩所は人が多いので、こちらの休憩所で一休みすることにします。

しかし、自販機のコーヒー系以外のスポーツドリンク・ジュース・お茶が売り切れです。靖国神社と比較して訪れる人が多くないのは仕方ないのですが、終戦記念日なのでせめて自販機のジュースぐらい十分な補充をお願いしたいところです。敷地内に売店などはありません。

こちらが納骨堂。上から見ると六角形なので六角堂と呼ばれています。ここに35万8千柱の遺骨が安置されています。

海外で戦死した兵隊のなかには生死が不明のまま、死んだとされている兵隊も多くいます。また、軍隊で生活を共にした仲間から息子が戦死したことを遺族に伝えられ、遺骨や遺留品などもなく、戦地の石ころのみ渡されたというエピソードもこの界隈では珍しくありません。

千鳥ケ淵戦没者墓苑は靖国神社と比較して少し認知度・知名度が低いように思います。靖国神社に参拝に来た際にはぜひ訪れるべき施設だと思います。

内閣総理大臣は靖国神社に参拝しなくてもこちらには来ていた

終戦記念日の靖国神社の参拝が国際問題にまで発展してしまう最近の内閣総理大臣ですが、同じ日にこちらには来ていたようです。

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