台湾ラーメンとは名古屋発祥の激辛ラーメンのこと
こんにちは。管理人のエスポワールです。今回は台湾ラーメンをテーマにまとめたいと思います。
台湾ラーメンとは名古屋発祥の激辛ラーメンです。台湾ラーメンというネーミングは名古屋の台湾料理店「味仙」のシェフ、郭明優氏が賄い飯として創作したことに由来します。 その後、常連客にのみ提供された裏メニュー扱いから定番メニューへ昇格し、80年代の激辛ブームに乗って一気に知名度・人気を広め、名古屋近郊の中華料理店でも台湾ラーメンを提供するようになりました。
また、今ではすでに定着した「激辛」という単語ですが、実は1986年の新語です。 尚、台湾では日本から逆輸入された台湾ラーメンが「名古屋ラーメン」という名前で浸透しています。非情にややこしいです。
名古屋で本場の台湾ラーメンを食べてみる
そんな台湾ラーメンを食べるべく、味仙JR名古屋駅店を訪問します。
開店時間直後だったので、すぐに店内に案内されます。店内の様子を伺うと、早速台湾ラーメンを食べているお客さんを発見します。ラーメンのサイズが小さいと感じましたが、以前台湾に行った時に食べたラーメンも丼が小さかったことを思い出します。台湾ラーメン大盛(950円)をオーダーします。
確かに辛いです。辛くて普段のペースで食べることができないほどです。辛さは唐辛子の辛さがストレートに効いており、山椒のシビレやゴマを多く入れている担担麺のクリーミーな印象からは遠い辛さです。麺はかん水少な目のストレートタイプでした。そして、麺の上に乗るニラとニンニクと唐辛子が辛さの源泉です。
気づいたら味仙が東京で3店舗もあった
味仙は現在、名古屋だけでなく、東京にも進出しています。創業者の郭明優氏の親族ののれんわけ、独立経営で、グループ店という位置づけです。尚、ラーメン二郎のように店舗によって味が違らしいので、味比べも楽しみの一つです。
こちらが、東京神田店の台湾ラーメンです。名古屋の店舗と比較して、ニラと輪切りにしたネギが多くなっています。店舗は居酒屋とラーメン屋を合わせたような小さな店構えで営業しています。
ちなみに、店舗によっては辛いのが苦手な方は「台湾ラーメンアメリカン」、より辛さを求めるなら「台湾ラーメンイタリアン」、最強の辛さに挑戦するなら「台湾ラーメンアフリカン」という派生メニューがあります。コーヒーのローストから辛さを連想させる「アメリカン」や「イタリアン」はともかく、「アフリカン」のネーミングが独特です。
都内で味仙は16年3月に東京神田店、17年3月に東京神田西口店、19年3月東京ニュー新橋ビル店がオープンしており、今後じわじわと多店舗展開していきそうです。